アスクルが変える身近なアイテムの常識-捨てなければ、それも資源になる-野村不動産グループ本社が大引っ越し【クリアホルダー編】

野村不動産グループの本社移転を機に始動した「資源を、つなぐ!」プロジェクト。【前編】では、本棚に眠る古本が「チャリボン」を通じて新たな価値に生まれ変わる物語をお届けしました。
今回は、オフィスで日々何気なく使われ、そして廃棄されがちな「クリアホルダー」に光を当てます。書類を挟み、役目を終えればごみ箱へ。そんな当たり前の光景に待ったをかけ、新たな資源の旅路をデザインするのが、アスクル株式会社。
「ごみ箱」が終点ではない。アスクルが描く資源の旅路
オフィスで最も身近な文房具の一つ、クリアホルダー。リサイクルに適した単一素材ですが、多くは廃棄されていました。
国内トップクラスの販売量を誇るアスクルは、この現実に「販売者としての責任」を認識。商品を届けて終わりではなく、使用後までを考えた循環の仕組みを社会に実装することを使命としました。環境省の実証事業を経て「アスクル資源循環プラットフォーム」がスタート。全国から使用済みクリアホルダーを回収し、再資源化・再製品化する資源循環に、分別事業者(白井グループ)・再生ペレット製造業者(亜星商事)とともに取り組んでいます。

オフィスへまた戻って来る、合言葉は「Matakul(マタクル)」
回収されたクリアホルダーは、分別後に再生プラスチック原料(ペレット)となり、それをもとに新たな商品が生まれます。その代表例は「Matakul(マタクル)」というアスクルのオリジナル商品シリーズです。「また、戻って来る」というコンセプト通り、AsukulとMatakulでくるくると資源を循環させることを目的とした商品シリーズです。Matakulには、再びクリアホルダーになるほか、人気蛍光ペンのボディやくず入れなど多彩なラインナップが揃います。かつて誰かのデスクで書類を守っていたクリアホルダーが、今度はあなたの手元で新しいアイデアを書き留めるペンになる。そんな物語が込められています。

お客様と地球に、よりよい未来をお届けするために

お客様と地球の明日(あす)のために、アスクルは商品の設計・企画から製造、販売、だけではなく、静脈産業である使用品の回収、再利用や資源化、再商品化にいたるまでの商品ライフサイクル全体を設計しています。
アスクルのこのプラットフォームを通すことで、単なる「廃棄」ではなく未来への「循環」につなげることができます。本社移転という大きな節目に、社員一人ひとりがモノとの付き合い方を見つめ直し、ごみ箱に入れる前に少し立ち止まってみませんか。新たな物語を紡ぎ出せる資源はすぐ身近に溢れているのです。
アスクルの「資源循環プラットフォーム」について、詳しくはこちら。
資源を、つなぐ!プロジェクトについて、詳しくはこちら。